東京研修

今回は、目黒にあるメッシタに行って来ました。これまで、何回か行っている店です。ここのシェフの鈴木さんは、女性シェフです。イタリアの各地で授業し、六本木のラゴーラ、アモーレで一時代を築いた澤口シェフの下で10年近く仕事をしていた敏腕料理人です。一人で店を回し、いつ行っても凄いと思わせてくれます。まずはハートランドビールで喉を潤し、カーボロネロのクロステイーニです。

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やわらかく煮込んだカーボロネロがパンの上に豪快にのっていて、その煮汁が染み込んで一体感を出しています。そして次はパネッレ。

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ひよこ豆の粉をよく練り上げ、冷やし固めカットして揚げたシチリア定番つまみです。粉も良いものを使っているそうで、上品な味に仕上げています。最後はのれそれのスパゲッティ。

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とてもシンプルな作りになっていますが、のれそれの粘り、パスタのゆで加減、オリーブオイルの香りが一体となって、奥深い味です。どれも、美味しくいただきました。

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そして、なみなみコルテーゼのグラッパでしめてごちそうさまでした。いいメシ喰わしてもらいました。鈴木さんとはアモーレ時代に客としてお世話になっていて、帰り際に料理の事なんかを気軽に話してくれるのがうれしいです。外食離れが噂される昨今、小さくても、硬派でカッコよく、筋が通っている店には頑張ってもらいたいものです。そして、料理を熟知し、どストライクなイタリア料理の店を探している方は是非。

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