イタリア研修その2

今日はファビオさんのご家族がいるブラーノ島をめざします。

水上バスで1時間位の所にある漁師の町そしてレース編みの島です。大きく傾いたサンマルティーノ教会や、なんといってもカラフルな町並みです。

漁師達が霧が濃い日、このカラフルな家を目指し帰ると言われています。そしてご対面のファビオさん家族です。

とても親切な方々で、島の色々な所、歴史、文化を教えてくださいました。

「ファビオさんの元経営していた魚屋」

「島の伝統レース編み」

お昼時になり、オススメのリストランテガットネロにお邪魔しました。

テラス席に案内され、お任せで白ワインソーヴィニョンをいただきます。

そして料理。ボイルした海老、シャコ、小さめのタコ、カジキマグロのマリネ、バッカラマンテカート、ホタテのオーブン焼き等の盛り合わせ。たっぷりアサリとムール貝のワイン蒸し、シンプルピッツァ、スモーク香るスカンピとカニのパッパルデッレ、丸ごとスズキと野菜のオーブン焼きを生サックスを聴きながら食事です。

味はシンプルそのもの。新鮮だからこその味を堪能します。中でも一番旨かったのがリゾットディゴーでした。

ギンポに似た魚「ゴー」のブロード作り、身は使わないそうです。そのブロードでゆっくり仕上げて完成です。味が濃く、サッと口の中で風味が広がる最高のリゾットでした。ご馳走様でした!

帰路の準備をしていると、ファビオさんのお母さんが見送りに来てくれました。ファビオをよろしくと何度も言っていたのが印象的でした。名残惜しかったのですが、水上バスが着てしまいハグしてお別れしました。色々な異国での交遊関係の作り方がありますが、訪れた場所の話を聞き、相手と同じ時間をゆっくり過ごすのが一番なんじゃないかなと感じた1日でした。また行ってみたいです。


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