イタリア研修その7

今日はフィレンツェからローマに向かいます。その前に駅の近くにある中央市場に行きました。ここの目的は、食材を見ることと、ネルボーネという内臓料理専門店で食事することです。まずは食材。野菜、肉、魚、乾物類、果物などすべて揃っています。

image

image

image

image

image

image

image

image

image

image

image

image

image

image

image

自分の目で見て驚いたのが、やはり陳列の仕方です。すべて美味しそうに飾っていて、料理人心をくすぐります。そしてネルボーネ。興奮して写真を撮るのを忘れてしまったのですが、こんな感じの店です。

image

腕っぷしの強そうな男たちが料理を作っていて、それを客たちが呼ばれるのをじっと待っています。牛肉のボッリート、ランプレドットのパニーニを食べましたが、他にもトリッパ、牛すじの煮込みがあり、全部食べたかったのですがかなりのボリュームで断念。目に焼き付けるのが精一杯でした。

image

やっぱり内臓料理はテンション上がります。おみやげをたっぷり買って、フィレンツェ アッリヴェデルチ!!とてもいい街でした。そしてこの研修最後の地、ローマに向かいます。

イタリア研修その6

トラットリアソスタンツァの食事のあと、ホテルで予約したワイナリー見学に向かいました。有名なキャンティ地区、ポッジョアモレッリです。

image

image

image

image

フィレンツェから、約一時間の所にあります。テレビでよく見ていましたが、実際に見るととても広く感じ、ここでキャンティが造られているんだなと思うと、旨さ倍増する予感です。

image

image

image

このワイナリーで造られているフラッグシップ的なワインを一通り試飲しました。中でもキャンティクラッシコが一番美味しかったです。グラッパもなかなかでした。

image

image

オリーブオイルやバルサミコは、料理と一緒に試してみたかったです。

image

雨が降っていましたが、いろいろな国の人達と楽しく見学出来てとても充実した時間となりました。これからキャンティを飲む時は、味と思い出を一緒に楽しめそうです。ホテルに帰って来た頃は、疲れきって寝てしまったのですが、嫁さんを無理やり起こしてホテルの近くにあるトスカーナ料理専門店、ヴィネリアに行きました。閉店間際でしたが、親切に案内してもらいました。見習いたいです。

image

ラルドとドライトマトのマリネ、ニンニクをきかせたトマトベースのスパゲッティカレッティエラ、骨付き豚肉のローストアリスタを食べました。

image

image

image

image

中でもアリスタは、フィオレンティーナ同様シンプルな料理ですが、トスカーナ料理の奥深さを感じる一品です。もう腹一杯で、女性シェフに手をふってごちそうさまでした。この日は帰ってそのまま寝たと思います。

イタリア研修その5

今回の研修で、一番の目的にしていたトラットリアに行く予定のこの日。その前に観光をしてきました。

image

image

image

image

image

image

ヴェッキオ橋、サンタマリア大聖堂などを見ながらテンションを上げて、訪れたのがこの店、トラットリアソスタンツァです。

image

入店するとまず、炭の匂いがします。ここは、ビステッカアッラフィオレンティーナのおいしいお店で、他にも美味しそうな料理が有りますが、これは外せません。

image

image

親切なカメリエーレに赤ワイン、サラダ、トリッパ、フィオレンティーナを注文。待っている間に続々とお客さんが来店。さすがフィレンツェの老舗です。

image

image

image

ここのトリッパ、トマトベースの味で、臭みがなく、ほっぺたが落ちそうなくらいの旨さ。丁寧な仕事がこの味を完成させます。そしてフィオレンティーナ。肉の旨さもそうですが、火の入れ方が絶妙で、炭の味も相まっていくらでも食べられそうな味です。やっと本場の味を食べることが出来ました。食事のあと、料理人だと思われたのか何も言わずに調理場を見学させてくれました。

image

image

この店、自分の理想だと思いました。親切なサービス、内装、料理への自信と愛情。すべて兼ね備えた店、まさにペルフェットなトラットリアでした。絶対また行きたいと思います。

イタリア研修番外編

毎朝、一人でバールに行っていたのですが、イタリアはバイクに乗る人が多いです。朝からバイクショップも営業していて、若い頃、バイク通勤していた頃を思い出します。

image

image

若い女の子も、スクーターでかっとんでいます。大型バイクは、BMWが多かったです。ドゥカティはあまり見ませんでした。車で一番走っていたのが、フィアット,パンダです。この小さくてかくばった車、イタリアのどのシチュエーションでも馴染みます。

image

ゴルフ2もそうですが、ジウジアーロのデザイン最高です。今度、イタリアに行ったらバイクで街をながしてみたいです。

image

イタリア研修その4

二泊三日のヴェネト州の滞在を終え、次に訪れたのはトスカーナ州です。ボローニャ経由で約二時間ぐらいで、サンタマリアノヴェラ駅に到着です。

image

いろいろな人種がごった返すのをみて少し緊張しましたが、やっと来れましたルネッサンス発祥の地フィレンツェ。家族で来れたのもまた、感無量です。少しホテルで休憩して訪れたのが、トラットリア,アルマンドです。

image

まずは、グラスワインの白とミックスサラダ、牛肉のボッリートです。

image

image

サラダは、ブドウやザクロがアクセントになって初めて経験する味。ボッリートは、サルサヴェルデが肉を引き立てています。プリモは、野菜のスープとカルチョッフィのスパゲッティ。スープはとてもやさしい味わいで、パスタはニンニクとオリーブオイルのシンプルな味付けですが、カルチョッフィを主張させる仕上がりになっています。

image

image

メイン料理はポルケッタです。

image

この料理に合わせ赤ワインを注文。ボルゲリの赤で、カベルネ,メルロー,シラーで作られています。

image

image

五千円もしなかったのですが、バランスがとれていてポルケッタの旨さをどんどん膨らます感じがしました。最後にリンゴのトルタとバニラアイスを食べてごちそうさまでした。

image

このアルマンドはとてもサービスが良く、子供にカボチャのピュレをくれたりとてもウェルカム感漂う店で、幸せな気持ちで店を後にしました。三人で歩くフィレンツェの夜は、一生記憶に残る帰り道となりそうです。

image

イタリア研修その3

メストレ駅からカステルフランコ経由で約2時間、トレヴィーゾに行って来ました。

image

ここには2つ有名な物があります。1つはラディッキオという冬が旬の高級野菜。もう1つがティラミスです。このイタリア代表選手的な2つのものを食べようとやって来ました。トレヴィーゾ中央駅から徒歩30分ぐらいの所に、アンティコリストランテ,ベッケーリエがあります。

image

image

image

諸説あるようですが、ここの現オーナーの祖母がティラミスの命名者というのが定説となっているようです。是非食事をと思ったのですが、時間になっても開店せず、仕方なくあきらめ、近くの薬局のお姉さんにおいしいお店ある?と聞いたところ、教えてもらったのがここ、トラットリア,トニ デル スピンです。

image

image

image

向かいには、ワインも販売しています。入店すると店内はとても高く、色々な写真も飾っていて雰囲気バツグンです。

image

image

image

まずはハウスワインを注文。さっぱりしていて、食事に合います。タルディーボのサラダ、ポレンタ、タルディーボのリゾットをお願いしました。

image

サラダは、白ワインヴィネガー、塩胡椒、バージンオイルを使い自分で味付け。みずみずしく、新鮮さを主張しています。ポレンタは塩がきいていて存在感あり。何よりリゾットがうめぇ!!と声が出てしまいました。

image

ほろ苦さをチーズのコクがまとっているような味。最高です。

image

最後は、ティラミスでしめます。がっついてしまったのでいい写真が撮れませんでしたが、胃のなかにスッとおさまるさっぱりタイプのティラミス。ごちそうさまでした。帰る頃には満席になっているところを見ると、人気のほどがうかがえます。いろいろ食べて見たかったです。

image

ティラミスという言葉は、ヴェネト地方でよく使う言葉の命令形  「私を元気づけて」という意味だそうです。気分が晴れない日にティラミス。いいかもしれません。

イタリア研修 その2

ヴェネチア,メストレ駅から約一時間半の所に、バッサーノデルグラッパがあります。

image

image

ここは、グラッパ最古のメーカー、ナルディーニ社がある場所で、一番好きなグラッパの聖地に来れるなんて感無量です。徒歩20分ぐらいでグラッぺリアナルディーニに到着。ブレンダ川にかかるアルピーニ橋のたもとあります。

image

image

image

いざ入店すると、重々しい店内にはナルディーニグラッパがきれいに陳列され、窓から入る光が幻想的な空間にしています。

image

image

image

ここは、つまみなどのたぐいはなく、グラッパをひっかけるだけでなんとも硬派な店です。昼間なのに、常連客がクィッと飲んで店をあとにして行きます。しかし、メッツォメッツォというカクテルや、ジュースも少しあるので酒の弱い人も安心です。いろいろ飲みたかったのですが、空きっ腹には三杯が限界でした。おみやげ用を数種類購入したので、家でのお楽しみです。

image

image

image

一時間程度の滞在でしたが、鉄格子の付いた窓から外を眺めながら飲むナルディーニグラッパは、ずっしりと重くなんとも夢心地な味でした。

image