コハダ

鮮度がとてもいいコハダを入荷したので、酢でしめてサラダ仕立てにしました。

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個人的に寿司のねたの中でも、五本の指に入る魚です。これから春子もよく水揚げされると思うので、前菜が賑やかになりそうです。手間がかかる料理ですが、生で食べる魚とまた違った楽しみ方なので、メニューにあったらおすすめします。

館山城にて

館山でお花見というと、必ずここに来ます。自宅から近いという事もありますが、お城と桜を同時に見れるのは、なかなかない場所だと思います。

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お茶屋さんや出店も出ているので、ここで半日楽しく過ごせます。孔雀などがいる小さな動物園もあるので、子供も飽きないと思います。今年も家族でお花見が出来ました。また来年、何事もなく綺麗な桜を見ることが出来るよう頑張りたいです。

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イタリア研修その9

今日は最終日。いい天気になりました。

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昨日、行くことが出来なかったソラレッラに向かいます。帰りの飛行機まで少し余裕があるので、コロッセオ近くを観光しながら行ってみたいと思います。

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真実の口を見た帰りチルコマッシモの近くに偶然、市場を発見。メルカートカンパーニャアミーカ デル チルコマッシモです。土日だけの営業です。

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この市場は、生産者だけでなく消費者も一体となって、農業の振興と地域の発展を目指そうというものだそうです。メイドインイタリーの伝統、郷土食材や農業家の保護などいろいろなプロジェクトがあり、今やイタリア全土で7000ヵ所にも広がっているそうです。

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確かに生産者がその場で販売しているので、普通の市場と圧力が違います。特に野菜は、見ているだけで時間の経つのを忘れてしまいそうです。ポルケッタのパニーニを買って市場を後にします。

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そしてやっぱり迷いましたが、やっと着きました。トラットリア ソラレッラです。

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入店するとすかさず子供用の椅子を出してくれました。しっかりしたレストランですが、その中にもアットホームさを感じます。まずはワイン。創業者のエレナが描かれたオリジナルワイン。確かサンジョヴェーゼ主体だったと思います。美味しいです。

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料理は、アマトリチャーナ、トンナレッリ アッラ クッカーニャ、古代ローマ風ポルケッタ、コーダ アッラ バッチナーラを注文。

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〔写真を撮るのを忘れてしまいました〕

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アマトリチャーナは、子供が食べやすいようにファルファッレで作ってくれました。桃源郷という名の手打ちパスタ、トンナレッリ アッラ クッカーニャは、カルボナーラのスペシャルバージョンという感じ。くるみと太めのパスタが食欲をかきたてます。仔豚のローストは、プルーンが入っていて甘酸っぱいソースで食べます。そして名物の牛テールの煮込み。煮込むとよくある味がボケてしまうような事がなく、ワインの酸と野菜のあまさがバランス良くとれていて、とても美味しいものでした。この店は、母から息子。そしてその息子へと受け継がれています。料理や客に対する情熱や愛情も一緒に継承しているような、そんなトラットリアでした。ごちそうさまでした。  

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これで研修リポートは終わりとなります。イタリア語がわからなくて落ち込んだり、嫁さんとケンカしたり、ゆすりにあったり、トイレで隣の男にチャオと言われたり、なかなか面白い9日間でした。研修の総括としては、料理や店の雰囲気などいろいろ刺激があり勉強になりましたが、やはりスマートなサービスがとても心地よかったです。イタリア人の人柄かもしれませんが、けして過剰なサービスではなく、でも、良くしてあげようという気持ちがひしひしと伝わってくる、どこもそんなレストランばかりでした。また、イタリアに行くことが目標になりました。

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尚、この研修とレポートを書くに当たって、イタリアの老舗料理店 〔角川書店〕を参考にさせていただきました。とてもいい本なので、是非読んでいただきたいと思います。

        

イタリア研修その8

フィレンツェを昼過ぎに出発し、夕方にローマ、テルミニ駅に到着。疲れが出てきましたが、最後の街なのではりきっていきたいと思います。嫁さんと子供にはもう少し頑張ってもらいます。テヴェレ川の中にある島ティベリーナ島にあるトラットリア、ソラレッラに行きたかったのですが、夜ということもあり道に迷って断念。コロッセオを見学して帰ることにしました。

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夜のコロッセオはとても幻想的でした。今、改装工事をしているようで、昼間見るより夜のライティングされた方がいいかもしれません。観光客もあまりいないので。地下鉄に乗って帰った頃にはレストランを探す気力もなく、ホテル近くの惣菜やで買って食べました。

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サフランのリゾット、カルチョッフィのオイル煮、青菜のソテー、ウサギのカチャトーレ、ワインは白のフラスカティです。いろいろな惣菜とピッツァがあって、どれもうまそうでした。レンジで温めてくれます。日本でもこういう店めっきり減りました。残念です。味はどれもシンプルながら、飽きのこないものでした。この近所のローマ人の胃袋を満たしている大事な店だと思いました。今日は早めに寝て、明日ソラレッラにリベンジです。