イタリア研修番外編

この眼で見てみたい…。ずっと思っていた念願のレオナルド・ダ・ヴィンチ 最後の晩餐を見に行くことが出来ました。

せっかくなので行く前にミラノ観光です。まずはドゥオーモ。

とにかく人が多いです。中に入るのは諦めましたが、外観を見るだけで十分な感じです。細かい作りと大きさに圧倒されます。

そしてテレビでよく見る、ヴィットリオエマヌエーレ2世のガッレリアを抜けます。

個人的には日本の商店街のアーケードも味があって好きなのですが、ここは別の領域です。ゆっくり眺めたいのですが、店の呼び込みがうっとうしい!足早に退散します。

ちょっと静かな所で休みたいと思い、見えてきたのがスフォルツァ城です。

ミラノのルネッサンス最大の城兼要塞として1450年に建てられた宮殿だそうです。

ポカポカ陽気でとても気持ちが良かったです。少し休憩をとって、サンタ マリア デッレ グラツィエに向かいます。

厳重なチェックを通り抜け、遂にご対面です。

これかぁ、と心のなかで一言。何とも言えない空間。絵の事は素人なので感想は控えたいのですが、とにかくこの場全体が心に焼き付く感じです。いい人生の思い出になりました。

イタリア研修最終回

ジェノヴァを早めに出発し、最終目的地ミラノに向かいます。

まず宿にチェックイン。さすがミラノ。今までとは違う現代的なホテルです。

「アート感満載」

ホテルのカウンターでおすすめの店を聞き、到着したのが マルツェッラ リストランテ ピッツェリアです。

店先でピッツァを焼いています。

内装は結構古そうで、老舗的な佇まいです。

早速注文。モッツアレッラチーズのサラダ。見ての通りどシンプル。

子供がいるので、食べられそうなジャガイモのニョッキ トマトソースをオーダー。

モッチリ感抜群です。

ミラノ定番料理にとりかかります。

まずは、リゾット アッラ ミラネーゼ。

サフランが効いていて美味しいです。でも、ちょっと米の火の入れ方がオーバー気味でした。

そして、コトレッタ アッラ ミラネーゼ登場。

細かいパン粉がカリカリで、レモンを搾ってさっぱり食べられます。予想出来る味でしたが、本場の味を舌で確認出来ました。

エスプレッソを飲んでご馳走様でした。

ここで食べた料理は、どれも予想していた感じのものでした。特にコトレッタ。東京のある有名店で昔、食べた事があり同じ味でした。この店に限っての事ですが、日本のイタリア料理は忠実に作っている店が数多くあるんだなと実感させてくれた店でした。

以上が今回の研修内容となります。

ミラノの最後の夜、どうしても行きたかった店が営業の日にもかかわらず来てみたら閉店ガラガラ…。よくあるそうなのですが、またこれもイタリア研修ということで納得。最後きれいに締めたかったのですが。

しかし、予定カツカツでしたがいい研修でした。一緒に行った家族に感謝です。

いい店作りに役立てたいなと思います。

イタリア研修その9

今日は、昨日行った店の近くにあるモロ ヴェントゥーノです。ここはカジュアルな感じの若者の溜まり場のような店です。気さくなカメリエーラが出迎えてくれます。

「ここもお客さんギッシリ」

研修も終盤に入り、胃も疲れ気味で今日は軽い食事です。玉葱たっぷりのファリナータ。韓国のチヂミのような感じの料理でホッとする味わい。

そしてピッツァ。これもシンプル。モッツアレッラのみのモチモチピッツァ。

お次は豚肉と野菜のグリルです。野菜たっぷりでボリューム満点!三種のソース(辛いトマトソース、ピクルス、マヨネーズ)を付けて食べます。

どの料理もしつこくなくて、疲れた体に丁度よいものでした。ご馳走様です。

この店、とにかく安かったです。他にガス入りの水、ハウスワイン、エスプレッソを注文したのですが、4000円もしなかったです。しかし、料理はどれもしっかり作っていて、そういう面ではとても良い店だなと考えさせられました。

ジェノヴァ、落ち着いたいい所でした。明日は最終目的地、ミラノに向かいダヴィンチ最後の晩餐とご対面です。

イタリア研修その8

お疲れ様で宿にチェックインしひと休み。色々探してもらい店に向かいます。

「コロンブス像」

ジェノヴァの駅前の夜はとても静かで、自分好みのいい雰囲気です。若い連中がたむろしている港を通り抜け、たどり着いた店、オステリア ディヴィコパッラです。

超満員で結構待ちました。入った瞬間、ここイイぞ!と直感。

店先には、魚介類とワインが客を待ち構えています。

やっと席に案内してもらいメニューとにらめっこ。とりあえずワイン。

リグーリアといえばピガート。爽やかな味。ちょっと高かったかなぁ。飲んでる間に料理が運ばれてきます。

「パンは紙袋に入って出てきました」

やっぱりタコのサラダを注文。ここも柔らかく茹でたタコ、ジャガイモ、トマト、オリーヴで和えています。酸味控え目ですが、旨いオリーヴオイルがまとめています。

そしてカロリー無視の揚げ物祭り!

鰯とズッキーニ、ひよこ豆のペーストと茸のフリットです。南と違ってフワフワ、サクサクな感じのフリットで塩味もバッチリ。盛り付けも豪快でワインがすすみます。

「後ろの客のフリット。スカンピしか分かりませんでしたが、多分甲殻類。スゴイ」

次はイカとビエトラの煮込みです。シンプルなイカの出汁と、ビエトラの味が相まってかなり美味しかったです。

そして本場の味、ジェノヴァペーストのトロッフィエ。手打ちでモチモチ感最高!塩味控え目ですが、ペーストが旨い!夢が叶いました。

最後に苺のシャーベット。スムージーの用な感じでした。グラッパを流し込みお腹一杯!ご馳走様でした。

このオステリア、とても参考になりました。港に近いという事もあり、全面に魚介類を押してくる店でした。味、雰囲気、接客、とても楽しい所でした。近くにあったら毎週行きたい。