嫁さんの実家がペンションを経営していて、そこの畑で育てているものをいただいています。ハウス物ではないので、しっかりした葉とパンチのきいた香りがとても気に入っています。買うといい値段するので助かります。その他に、ローズマリー、フェンネル、ミント、旬野菜なんかもいただいています。いつか自分でも、畑やってみたいと思っています。
カテゴリーアーカイブ: Information & Column
五月のお休みのお知らせ
五月のお休みは、7、12、13、19、26日になります。ゴールデンウィークの為、5日月曜日は営業。七日水曜日を臨時休業とさせて頂きます。宜しくお願い致します。
コハダ
館山城にて
定休日の変更のお知らせ
誠に勝手ながら、ゴールデンウィークのお休みを変更させていただきます。4月28日月曜日を通常営業。30日水曜日をお休みとさせていただきます。宜しくお願い致します。
イタリア研修その9
今日は最終日。いい天気になりました。
昨日、行くことが出来なかったソラレッラに向かいます。帰りの飛行機まで少し余裕があるので、コロッセオ近くを観光しながら行ってみたいと思います。
真実の口を見た帰りチルコマッシモの近くに偶然、市場を発見。メルカートカンパーニャアミーカ デル チルコマッシモです。土日だけの営業です。
この市場は、生産者だけでなく消費者も一体となって、農業の振興と地域の発展を目指そうというものだそうです。メイドインイタリーの伝統、郷土食材や農業家の保護などいろいろなプロジェクトがあり、今やイタリア全土で7000ヵ所にも広がっているそうです。
確かに生産者がその場で販売しているので、普通の市場と圧力が違います。特に野菜は、見ているだけで時間の経つのを忘れてしまいそうです。ポルケッタのパニーニを買って市場を後にします。
そしてやっぱり迷いましたが、やっと着きました。トラットリア ソラレッラです。
入店するとすかさず子供用の椅子を出してくれました。しっかりしたレストランですが、その中にもアットホームさを感じます。まずはワイン。創業者のエレナが描かれたオリジナルワイン。確かサンジョヴェーゼ主体だったと思います。美味しいです。
料理は、アマトリチャーナ、トンナレッリ アッラ クッカーニャ、古代ローマ風ポルケッタ、コーダ アッラ バッチナーラを注文。
〔写真を撮るのを忘れてしまいました〕
アマトリチャーナは、子供が食べやすいようにファルファッレで作ってくれました。桃源郷という名の手打ちパスタ、トンナレッリ アッラ クッカーニャは、カルボナーラのスペシャルバージョンという感じ。くるみと太めのパスタが食欲をかきたてます。仔豚のローストは、プルーンが入っていて甘酸っぱいソースで食べます。そして名物の牛テールの煮込み。煮込むとよくある味がボケてしまうような事がなく、ワインの酸と野菜のあまさがバランス良くとれていて、とても美味しいものでした。この店は、母から息子。そしてその息子へと受け継がれています。料理や客に対する情熱や愛情も一緒に継承しているような、そんなトラットリアでした。ごちそうさまでした。
これで研修リポートは終わりとなります。イタリア語がわからなくて落ち込んだり、嫁さんとケンカしたり、ゆすりにあったり、トイレで隣の男にチャオと言われたり、なかなか面白い9日間でした。研修の総括としては、料理や店の雰囲気などいろいろ刺激があり勉強になりましたが、やはりスマートなサービスがとても心地よかったです。イタリア人の人柄かもしれませんが、けして過剰なサービスではなく、でも、良くしてあげようという気持ちがひしひしと伝わってくる、どこもそんなレストランばかりでした。また、イタリアに行くことが目標になりました。
尚、この研修とレポートを書くに当たって、イタリアの老舗料理店 〔角川書店〕を参考にさせていただきました。とてもいい本なので、是非読んでいただきたいと思います。
イタリア研修その8
フィレンツェを昼過ぎに出発し、夕方にローマ、テルミニ駅に到着。疲れが出てきましたが、最後の街なのではりきっていきたいと思います。嫁さんと子供にはもう少し頑張ってもらいます。テヴェレ川の中にある島ティベリーナ島にあるトラットリア、ソラレッラに行きたかったのですが、夜ということもあり道に迷って断念。コロッセオを見学して帰ることにしました。
夜のコロッセオはとても幻想的でした。今、改装工事をしているようで、昼間見るより夜のライティングされた方がいいかもしれません。観光客もあまりいないので。地下鉄に乗って帰った頃にはレストランを探す気力もなく、ホテル近くの惣菜やで買って食べました。
サフランのリゾット、カルチョッフィのオイル煮、青菜のソテー、ウサギのカチャトーレ、ワインは白のフラスカティです。いろいろな惣菜とピッツァがあって、どれもうまそうでした。レンジで温めてくれます。日本でもこういう店めっきり減りました。残念です。味はどれもシンプルながら、飽きのこないものでした。この近所のローマ人の胃袋を満たしている大事な店だと思いました。今日は早めに寝て、明日ソラレッラにリベンジです。
定休日のお知らせ
4月のお休みは、7、8、14、21、28日になります。尚、ゴールデンウィークは予約の入りかた次第で、変更する可能性があります。その場合は、早めにお知らせ致します。宜しくお願い致します。
イタリア研修その7
今日はフィレンツェからローマに向かいます。その前に駅の近くにある中央市場に行きました。ここの目的は、食材を見ることと、ネルボーネという内臓料理専門店で食事することです。まずは食材。野菜、肉、魚、乾物類、果物などすべて揃っています。
自分の目で見て驚いたのが、やはり陳列の仕方です。すべて美味しそうに飾っていて、料理人心をくすぐります。そしてネルボーネ。興奮して写真を撮るのを忘れてしまったのですが、こんな感じの店です。
腕っぷしの強そうな男たちが料理を作っていて、それを客たちが呼ばれるのをじっと待っています。牛肉のボッリート、ランプレドットのパニーニを食べましたが、他にもトリッパ、牛すじの煮込みがあり、全部食べたかったのですがかなりのボリュームで断念。目に焼き付けるのが精一杯でした。
やっぱり内臓料理はテンション上がります。おみやげをたっぷり買って、フィレンツェ アッリヴェデルチ!!とてもいい街でした。そしてこの研修最後の地、ローマに向かいます。
イタリア研修その6
トラットリアソスタンツァの食事のあと、ホテルで予約したワイナリー見学に向かいました。有名なキャンティ地区、ポッジョアモレッリです。
フィレンツェから、約一時間の所にあります。テレビでよく見ていましたが、実際に見るととても広く感じ、ここでキャンティが造られているんだなと思うと、旨さ倍増する予感です。
このワイナリーで造られているフラッグシップ的なワインを一通り試飲しました。中でもキャンティクラッシコが一番美味しかったです。グラッパもなかなかでした。
オリーブオイルやバルサミコは、料理と一緒に試してみたかったです。
雨が降っていましたが、いろいろな国の人達と楽しく見学出来てとても充実した時間となりました。これからキャンティを飲む時は、味と思い出を一緒に楽しめそうです。ホテルに帰って来た頃は、疲れきって寝てしまったのですが、嫁さんを無理やり起こしてホテルの近くにあるトスカーナ料理専門店、ヴィネリアに行きました。閉店間際でしたが、親切に案内してもらいました。見習いたいです。
ラルドとドライトマトのマリネ、ニンニクをきかせたトマトベースのスパゲッティカレッティエラ、骨付き豚肉のローストアリスタを食べました。
中でもアリスタは、フィオレンティーナ同様シンプルな料理ですが、トスカーナ料理の奥深さを感じる一品です。もう腹一杯で、女性シェフに手をふってごちそうさまでした。この日は帰ってそのまま寝たと思います。