カサゴ

こまかいカサゴが安く手にはいったので、トマトソースで軽く煮てパスタにしてみました。根魚の代表的な魚でとても美味しい魚ですが、やっぱり高いです。

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昔、地元の近くの川崎で、渡し船で沖の堤防までよく会社の先輩達と釣りに行きました。たくさん釣れると、次の日は高級賄いです。みんなと行くと釣れても釣れなくても、呑み屋でいろいろ話しながら呑む酒は格別で、醍醐味だと思います。たまには子供と釣りに出かけてみたいと思います。

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アオリイカ

水揚げが多くなってきました。当店では、小さいものはグリルに。大きいものは軽く湯びきにして、写真のようにサラダ仕立てにしています。いろいろイカにも種類がありますが、食べごたえがあって味がいいのは、やっぱりアオリイカだと思います。ただし、火を入れすぎるとかたくなりすぎてしまうので、その点は気を付けて調理しています。

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お知らせ

12月のお休みは、2日、9、10日、16日、30、31日になります。尚、23日はディナーのみ営業。年内は29日まで通常営業となります。今年もあと1ヶ月となりました。宜しくお願い致します。

パッキャオ 再起戦

新聞広告があまりにカッコよかったので、つい写真撮ってしまいました。約1年ぶりの試合です。前回は負けてしまいましたが、とてもいいファイトでした。自分もやっていたのでいろいろ考えて観戦しますが、パッキャオの試合は勝ち負け以上の何かを感じさせてくれるので、とても楽しみにしています。ボクシングをあまり見ない方でも、この試合を観ればハマるかもしれません。11月24日ゴングです。

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グラタン

高度経済成長も落ち着きをみせた自分の幼少時代。週末の夜ともなると、街のネオンがこうこうと光り毎週お祭り騒ぎ。どの飲食店も、にぎやかに食事をする人たちでいっぱいだったあの頃。今では歴史の教科書にでも書いてあるような、そんな時代でした。巣鴨にばあちゃんが住んでいて、遊びに行くと必ず連れていってもらった洋食屋に美味しいグラタンがありました。真っ白なベシャメルソースにマカロニとエビが泳いでいて、その上にこんがり焼けたチーズが冷めないようにフタをしてスプーンで開けてくれるのを待っている。そして口に入れた瞬間、旨さと熱さのメリーゴーランドが回り始めます。うまかったなぁ。今の子供たちは大人になって、どんな料理に思いを馳せるのかな?写真はランチの前菜に出しているジャガイモのグラタンです。

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クリスマスコースのご案内

今年もあと1ヶ月少しとなりました。毎年恒例のクリスマスコースが決まりましたので、ここでご案内させていただきます。12月23、24、25日の三日間で税込5000円となります。少し高めの料金ですが、満足いただけるものをご用意させていただきますので、ご予約お待ちしております。宜しくお願い致します。

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アカサバ

正式名称はハチビキです。水深100メートルより下の岩礁帯に住んでいるようで、アジ、サバ釣りの外道によくかかるそうです。身はマグロのような赤身で、見た目はちょっとですが刺身で美味しくいただける魚です。何でアカサバと呼んでいるの分かりませんでしたが、焼いて食べるとサバのような味がして、ここからきているのかと納得。これも館山を代表する地魚のひとつだと思います。

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コロダイ

かわいらし名前の磯に住む地魚です。水揚げが少ないので、地元消費の魚のようですが、これが築地に行くと高級魚に化けるそうです。見なれないものですがビックネームの付いた魚にひけをとらない味なので、あなどれないヤツです。興味のないものも実は、みたいな事って意外と多くあるので、気付いたらフタを開けてみたい今日この頃です。

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クジラ料理

南房総の食材の中で、代表的なものの中にクジラがあります。こちらでは、ツチクジラとミンククジラがよく市場に出回ります。クジラは、食べることに賛否両論ありますが、自分は昔からたんぱく源として食されてきた歴史と文化を尊重しているので抵抗はありません。そう思いつつメニューにのせてみたいと思っていました。今回挑戦したのはクジラのラグーです。

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よく血抜きをして、細かく切った身をジビエ料理の感覚でソフリットと赤ワインで煮てペンネと和えました。それなりの臭みはありますが、うまく仕上がったと思います。マイルスデイビスの言葉で「創造し続けようと思う人間には変化しかあり得ない。人生は変化であり挑戦だ」とあります。イタリア料理の筋はとうしつつ、自分にしか出来ないものを作りたい。大げさですが、いろいろ挑戦したいと思っている食材のひとつです。